サルコぺニアの治療には
運動療法と栄養療法があります。
運動療法はレジスタンス運動と低強度の有酸素運動が有効とされています。
レジスタンス運動とは抵抗を加えた運動で筋力トレーニングとして有名です。ただ行うのではなく、筋肉量の減少や筋力低下が見られる部位や程度、元々持っている個人の身体能力に合わせた筋力トレーニングを行うことが重要です。
栄養療法では、高齢者は若年者に比べてタンパク質の合成によって筋肉を成長させる働きが弱いため1日量に換算して75~90gのタンパク質摂取が必要です。しかし、過度のタンパク質摂取は腎臓に負担をかけるため気をつけなくてはいけません。
人間は一人一人違うため、マニュアルはありません。他人と比べるのではなく自分に合った運動と食事を探してみて下さい。 志田