「健康寿命=寿命」に近づけることが私たちの使命

日本では、平均寿命に比べて6〜7歳健康寿命が短いと言われています。
逆に言えば、6〜7年寝たきりの状態になるということ。 現状を放置しておいたら、介護の程度は悪くなるばかりです。
健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)では、 健康寿命とその人の寿命の一致をうたっています。

デイサービス マルタの目的は、 寝たきりになることを予防するリハビリを行いながら、 肉体的にも精神的にも、今よりもっと元気になっていただくこと。
最期まで自分の手でご飯を食べて、自分の足でトイレに行って、自分で着替えて、 さて今日は何をしようか? 自分で決めて、自分で行動する。
そういう生活を、いつまでも送っていただくためのお役に立つことです。

マルタは、機能訓練特化型のリハビリデイサービスです。 レクリエーションなど、一般的に行われているようなサービスはありません。 食事も入浴もありません。 まず利用者さんの現状の健康評価を行い、 それを分析して機能回復のためのプログラムを作り、 そのプログラムを実行して数カ月後にまた評価する。
その評価が、利用者さんの「今日はこれをやろう」「これもやってみよう」 という動機付けになり、さらに次の目標を設定し、実行していく…
これを長期的に繰り返し、「健康寿命イコール寿命」に近づけていくことが、 私たちの使命だと考えています。

また、ご家族の負担を減らすことも私たちの目的のひとつです。
ただ単にお預かりすることによって、肉体的な負担を軽減するだけではなく、 利用者さん自身が元気になって、充実した老後の人生を送れることで、 ご家族皆さんが精神的にも負担から開放され、 良かったと言っていただけるサービスを目指しています。

田代 輝夫
マルタ株式会社 代表取締役 柔道整復師
横浜市出身。
昭和33年に父親である田代隆が丸田商会を創業し、婦人ブラウスの製造卸や女性用ファンデーションの製造販売を行う。事業は順調に拡大していくが、昭和40〜50年にかけての業態拡大に伴ない、何度も不渡り手形にあうピンチを経験。
昭和57年には田代輝夫が大学中退を覚悟するほど追い詰められるが、オンリーワン商品を目指す田代隆は品質にこだわり続け、ピンチを乗り切る。
平成元年1月、田代輝夫、マルタ株式会社入社。 平成8年11月に代表取締役に就任。直後に多額の不渡りが発生し、社長最初の仕事が資金回収になる。大学で学んだ法律知識を総動員して相手側弁護士と渡り合い30%の資金回収に成功、先代から受け継いだオンリーワン精神で窮地を乗り切る。丸田商会設立当初たくさんあった同業他社がほとんど事業撤退していく中、平成20年には創業50年を迎える事ができた。
平成15年4月から呉竹鍼灸柔整専門学校に3年間毎日通学し、平成18年3月柔道整復師国家試験に合格。
平成23年7月、マルタ株式会社の別事業部として「デイサービス マルタ」を設立し柔道整復師のノウハウを活かした機能特化型サービスを提供。介護のオンリーワンを目指す。

いつまでも自宅で自分らしく生活を続けていくために

志田誠一(健康運動指導士)

管理者の志田です。
大学を卒業後、スポーツクラブにおいてマシン運動、水中運動(アクアビクス)エアロビクスの指導をしていました。
その後医療法人が経営する施設において生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)の予防改善の指導および行政と一緒になり運動の普及に努めていました。
予防に関してはサービスを提供するところはリハビリを行う施設に比べて比較的多くあります。
予防も大切ですが、本当にリハビリが必要なのに交通手段がなく出来ない高齢者も多く存在しています。
いつまでも自宅で自分らしく生活を続けていくために必要なサービスを提供したいと考えました。そのためにもまず歩行がとても重要だと思います。
歩行の仕方は誰にも教えてもらわずに行えるようになります。しかし、ある原因により歩行が上手くできなくなった時にどのようにするかまた、筋肉の一つ一つの動きは出来てもそれを連動させる事がなかなかうまくできないなどの問題が生じます。このような問題に関して全体を観察して適切な指導を行っています。

また、運動は日ごろ行っていない方にとっては大変できついです。しかし、日頃の生活より少し強い運動を行わなければ運動効果は出ません。
この運動を楽しく笑顔で行うことを目標に日々サービスを提供しています。