ドイツの春
季節はいよいよ春本番に向かっている。 日本もそうだが、ドイツの春は皆が待ち焦がれている大事な季節なのだ。 4月から各地で大々的なパレード等が行われ、皆が祭り気分に浸る楽しい季節なのだ。 ドイツは北緯48度より北にあるので関東に住む我々が感じる春とは少々異なる季節感なのだが、それでもドイツに春が来ると草花が咲き誇る風景がいたるところで見ることができるのだ。 明るくなった日差しが外に出るように誘うかのように心が軽くなるのを感じるのはどこでも同じようだ。 聞くところによると最近ではドイツでも「HANAMI」(はなみ)という言葉も聞かれるようになっている、とのことでもある。 小生もドイツに住み初めた時に、ご近所さんに「ドイツでも桜の花見ができるところがあるよ」と教えてもらい早速出かけたのだ。 そこは、サクランボ畑、色はほぼ白色、 畑を抜けたところは小高い丘になっており、頂上にはゲーテの歌碑もあった。 途中には古いレストランもあり素朴なドイツ料理が食べられるのだ。 サクランボ畑を見下ろしながら食す料理は素朴だが美味しい。 楽しい思い出だ。 だが、残念なのはドイツのサクランボは生食には向かない品種だったのだ。 酸っぱい
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