どこもおんなじさ

今、母の転院先を探している。病院のソーシャルワーカーから4軒の老健を紹介された。兄と分担しこの土日で2軒ずつ見て回った。正直どこもおんなじさ、とタカをくくっていた。どうせ寝たきり一直線なんだろうと思っていた。しかし、行ってみると4軒とも特徴がありびっくりした。

イメージ通りの入ったら最後、ベッドに寝たきりと言う所から、リハビリ頑張ってやって、目指せ自宅復帰と言うところまでピンキリであった。最後のリハビリ一杯の施設の相談員はとにかく前向きな人で、それだったらこれが出来る、そうすればここまで回復するかもしれない、と将来への希望を持たせてくれた。半沢直樹のドラマと一緒で、そんな虫のいい事ばかりじゃないだろう、とも思うが、最悪の事しかいわない相談員より、家族としてはどれだけ心強いか。

マルタはリハビリデイサービスである。マルタの目標は住み慣れた街、我が家で暮らす、をモットーにしている。運動の量と質、スタッフのレベルも日本一だと思っている。他のデイとは違う、と信じている。

マルタのスタッフは声が大きい、とよく言われる。大きすぎるとも言われている。一緒にいると元気をもらえると、お褒めの言葉を聞かせていただけることが多い。利用者の皆さんに、マルタに来ていれば元気になれるかもしれない、という夢を持ってもらおう!!マルタに出会えてよかったと思ってもらおう!!!

その経営者が、自分お家族の事となると、お粗末で、どこもおんなじ、と思い込んでしまっていた。いかんいかん。思考を停止させてしまっていた。マルタが違う、と言うように、老健も探せば、きっと母にピッタリの所が見つかる。田代