パレスチナ紛争
にわかに中東が混乱してきた。 パレスチナのハマスによるイスラエルへの攻撃が発端となり、イスラエルによる地上攻撃が開始されようとしているのだ。 両陣営にはすでに多数の死亡者を出しながらも紛争は拡大しようとしている。 中東紛争は歴史上最も長く続いている紛争だが、過去にはノーベル平和賞を取った事もある紛争はウクライナ以上に世界にとっては危険に感じるのは私だけだろうか。 以前はパレスチナと言えばPLOが主導してイスラエルと武力対立を続けていた。 そして1994年にPLOのアラファト議長がイスラエルとの和平合意を実現した。 その行動に対してアラファト議長はイスラエルのラビン首相、ペレス外相と共にノーベル平和賞を受賞してつかのまの平和が実現したのだが。 この平和は1年しかもたなかった。 この紛争の根源は紀元前に遡りローマ帝国がユダヤ人国家を滅ぼし、ユダヤ人が世界各地に散って行ったことが発端となっている。 この話は長くなるので置いておくことにする。 ドイツ滞在中、アラファト議長が自分の住んでいた街にやってきたことがある。 厳重警備のなか、3機のヘリコプターでやってきた。 州議会での演説が目的であったが、世界が一時は平和であったのだ。
JO