プライベートライアンを観てきました。

私は戦争映画は観ない!!と決めていました。若いころ、何も考えず、人が死ぬシーンを見ても何も感じるものはなかった。ストーリーが面白ければ映画として楽しむことが出来た。今は耐えられない。太平洋戦争が舞台の「パシフィック」という映画で、日本人がばたばたと殺されていくのがあった。あの主人公の後ろで、銃弾に倒ればたばたと日本人が死んでいくシーンに平静を保てない。アメリカ映画だから殺されるのは日本人かドイツ人。ドイツの人ってどう思っているのだろう。この映画の中でドイツの兵士が、アメリカの兵隊に命乞いをするシーンがあった。これを見たドイツの観客はどう感じたのだろうか。パシフィックの中で、日本人がおもちゃにされ殺されるシーンがあった。私は耐えられない。これ以降、戦争映画を観なくなった。

そう決めていた私だが友人に面白いから見てこい、と強く推され、見てしまった。やっぱり見るんじゃなかった。戦争は現実も映画もいやだ。田代