因幡の白兎

出雲神話に「因幡の白兎」という話があります。

おきのしまから因幡国へ行く為に鰐鮫を欺いて背中を渡ったが、最後の鰐鮫に欺いたことがバレて丸裸にされ、八十神の教えをそのまま信じて潮を浴び、痛くて泣いていた所を大国主命に救われるという話です。

この時、大国主命はガマの穂綿に包まれると良いと兎に教えるのですが、そのガマの穂綿の正体(?)が判明しました。これからの時期、マルタ前の川からフワフワと舞い上がって奥のスタジオの床を汚す、タンポポの綿毛のかたまりのようなものです。マルタの前の川にガマの穂が毎年たくさん生息しているのは知っていましたが、そこからあんなに飛ぶ穂綿が出るとは思いませんでした。

私は、ずっとガマの穂(茶色のフランクフルトみたいなやつ)に兎が包まっている絵を想像していましたが、穂ではなく穂綿だったのです。

確かに、童謡でも ♪ガ~マの穂綿に包まれば~兎は元の白兎~♪と歌っていますね。

うん(^_^;) 兎の毛のも使える様な、ふかふか布団が作れそうな、気持ちよさそうな毛綿ですが、この時期は毛綿掃除が大変なので、あまり歓迎できない代物です(>_<)。

 

尾出