年齢いろいろ

最近、自分のまわりでは年齢に関する話が多くでるのだ。 年齢にもいろいろあるが、ある理学博士の話しで研究の結果、宇宙は138億年の歴史があるとのことであり現在も拡大しているとのことだ。(凡人には想像もつかないが) ただ、この宇宙年齢を地球年齢の1年間365日の時間に置き換えてみるとわかりやすい。 宇宙誕生は1月1日午前0時、太陽と地球は9月2日に、細胞核を持つ生命の出現は11月9日、魚類は12月17日、哺乳類は12月26日、そして現世人類の誕生は12月31日の23時52分とのことだ。 その間に地球は11月1日、12月13日、12月14日と3度の地球規模の凍結を経験し、さらには12月20日、22日、25日、26日、とさらに30日の5回に渡って生物大量絶滅に見舞われているのだ。 いずれも著しい気候変動や宇宙からの天体衝突がもたらした事ではあるが、なかでも5回目の12月30日(現在から6,600万年前になるが)には直径約10Km前後の天体が地球に衝突した。その威力は広島形原爆の約10億倍の破壊力で全地球の大型恐竜を絶滅させたのだ。 かろうじて生き延びた小型哺乳類が現在の人類につながっている。 現在は世界の核兵器と温暖化ガスによる6回目の大量絶滅の予感が現実味を帯びてきているのは人間のはかなさを物語っているようだ。 イギリスの哲学者J.ブロノフスキ-の名言が心に残る。 「それが夢であれ悪夢であれ、我々は自ら経験することをありのまま生きなければならない。 それも目を覚ました状態で生きなければならないのだ。」

JO