日本が滅びる論

最近、ユニクロの柳井会長があるインタビューで発した自論で「知的労働者をもっと入れて知的労働の生産性を上げる為の勉強をやって少数精鋭で仕事をするという事を日本人は覚えないと日本は滅びる」と発言したことが世間を騒がしている。 賛同する意見もあれば反論する意見もあり識者の間では色々と議論されているのだ。 皆様方はこれからの日本はどの様になれば良いとお考えだろうか。 日本が世界の一員として発展向上するには多様性も必要だし、海外をもっと知る必要があるだろう。 このような議論の背景には日本の人口減少による労働力不足があるのだろう。 この危機的現状を柳井会長は強烈な言葉で表現したのが本音ではないだろうか。 しかしながら、人口減少は止まらないし安直に海外の人に頼るのも問題があると自分は考える。 日本人には日本人にしかできない誇れるものがあるはずだ。 元ZOZOの社長で実業家の前澤氏が強く反論した事に自分も賛同する。 すでに日本には多くの海外の人たちが働いており周りでも見かける機会は多いはずだ。 国策として進めなくても多くの海外の人たちは日本を目指している。 現在の日本人特有の朴訥な親切、互いを信頼して助け合う。 犯罪も少ないなど多くの国民に共通して備わっている気質を安易な移民政策で変化してしまうことは議論されるべきである。 未来を悲観するのではなく少子化で人口が8000万人社会が来るなら、その時どういう社会を目指すか、日本人の知恵と工夫で明るい社会を切り開くべきだろう。 例としてドイツを見ると社会の変化で極右が台頭してきて社会不安に陥っている。 世界をみて日本を考える。

JO