日本刀

近年、刀剣ブームと言われ、特に若い女性の間で人気と聞く。 千年余りに及ぶ刀剣の歴史の中でおおくの名工によりつくられてきた日本刀。 その名かでも「正宗」と呼ばれる刀が国宝に多く指定されて有名である。 思い起こせば子供の頃、我が家にも刀があった。 それは、箪笥の中にそっと入っており、私はそれを内緒でドキドキしながら取り出し、部屋の中で振ってみたりしたものだ。 それがきっかけで一時、剣道を習っていた。 そんな日本刀だが数ある中から名刀と呼ばれる基準は何かと言えば、第一に、各時代の最高の技量の名工作で、その中でも最高傑作であること。 第二に、鍛造された当時の、刃文、地鉄などがほとんど当初のままの状態で、後世に大きく変更されていないこと。 第三に、研磨技術は時代により変化しているが可能な限り伝統研磨と拭いがされていること。 第四に、有名な歴史上の人物の所有や歴史資料の裏付けがある事。 そして、第五に、高い品格を備えていることである。 1899年、新渡戸稲造はアメリカで「武士道」を刊行し、その中で日本刀は「忠義と名誉の象徴」と紹介している。 「武士道」は各国語に翻訳され広く読まれて、この書によって「日本刀」の名もその高い精神性とともに世界に知れるようになった。 この鉄でできた日本刀だが見ていると青白くとも黒光りして紫にも見える名刀を見ていると心が引き締まる思いで一杯になる。 日本刀の中でも国宝は111口も有る。 この全てを願わくば見て見たいものである。

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