物価高騰(2)
前回、物価高騰の話しをしたが、物価が上がり始めて1年がたち各家庭に占める家計負担が明らかになってきた。 ある試算によると、1年で家計負担増が14万5000円になるとの事だ。 実感に近い金額なので正しいのではないかと感じる次第である。 今年の春闘は賃上げが話題となり多くの企業で賃上げが実施されたが、物価高には追い付いていないのが現状のようだ。 多くの方が実感として賃上げが生活向上には結びついていない、と感じているのだろう。 報道によると今後も商品価格の上昇が続くようなので、そうなると我々としてはこの情勢を乗り切る方法を考える必要がある。 世界情勢がどのようになるのか不安な面のあるが、今は情勢が落ち着くまでは「必要」と「欲しい」ものを区別して生活する必要がある。 今こそ大切なのは「お金を使わない」ことではなく「賢い使い方を学ぶ」ことだと感じる次第である。
JO