脳を止めてしまう言葉

「ピンクのうさぎを想像しないでください」 と言われた瞬間、頭の中にピンクのうさぎが出てきませんでしたか?  これは人間の脳が ”否定形” を処理できないことを表しているのだそうだ。  「~をしない」と考えると、脳はまず、している状態をイメージし、そこに意識を集中させてしまう、との事だ。  日常的に否定形の言葉を使うことで潜在意識が「やらない」ではなく「やる方向」に動き出してしまうようだ。  「失敗しないように」、「忘れないように」、「イライラしないように」と思うよりも、「こうありたい自分」を肯定形の言葉にする事で意識が変わるようだ。  例えば、「今日は時間どおりにスタートしよう」、「今日は穏やかに過ごそう」、「落ち着いて対応できる自分でいよう」。  この言葉の違いで脳の働きに大きな差が生まれるのだから実践する事で肯定的な言葉は潜在意識にしっかり届いて脳が働くことで未来が少しづつ動き出すのではないだろうか。

JO