豆腐

スーパーやコンビニ等で、今ではどこにでも手に入る食材の豆腐。 夏場は冷奴や野菜サラダなどで食べることが多い。 冷奴で思い出すのは昔、会社の社員食堂で懇意にしていたシェフがいつも、自分にだけおまけで冷奴を付けてくれたので少し気分が良かった思い出がある。 そんな豆腐だが醤油と生姜だけでは飽きてしまう。 醤油をポン酢にしたり、生姜をワサビにしたり、山形のだしにしたりと変化を付けるのも簡単で楽しい。 その変化を付けるもので自分での一番と思っているのは、ピータンと生姜をみじん切りにしてのせ醤油を少しかけて食べる。 コクが出て旨い。 そんな冷奴もこうして変化をつけて食べると飽きがこない。 今の季節は豆腐や野菜も温めて食すことが多い。 湯豆腐にポン酢が基本だが、めん汁をかけて出汁豆腐にしたり、揚げ出し豆腐にもみじおろしを加えたり、柚子を使って和風ソースにしたりと変化をつける。 そこで自分に登場するのが麻婆豆腐だ。 子供の頃、我が家では中華料理はほとんど出なかったように思う。 学生時代、先輩に連れられていった食堂で初めて食べた麻婆豆腐に衝撃を受けて好きになった。 又、調理も難しくないので我が家ではよく作る料理の一つなっている。 ところが最近しった所だが、インスタントの麻婆豆腐の素が簡単で、それなりに美味しいのだ。 調理は簡単、深めの皿に豆腐を切り入れ、麻婆豆腐の素をかけ、刻み葱を散らし、電子レンジで温めるだけだ。 このままでも充分に美味しいが、ここから様々な香辛料を加えると味は様々に変化する。 山椒、ホアジャン、タンジャン等の辛さの素を加えると味も香りも変化するのが楽しい。 辛さは爽快感と充実感でストレス解消に良いのだ。 我が家では夏でも冬でもよく食べる。

JO