銀ブラ
最近、東京に出掛ける機会が多い。 先日も品川のイベントに出席した後、新橋に用事があって出掛けたのでその後、銀座まで足を延ばした。 特に目的が有ったわけではないが銀座の街には気を付けて見ながら歩くとミュージアムさながら色々な芸術品、美術品に出会うことができるのだ。 そんな銀座の街角をウインドショッピングしながら歩くだけであっという間に時間はすぎてしまうのでだ。 たまには「銀ブラ」もいいものであった。 そんな「銀ブラ」の語源は文献上で初めて登場するのは大正10年に資生堂から」出された文献に記されている。 銀座は明治には火災によって荒れ果てていたが政府によって日本の近代化の先兵として木造日本家屋を禁止することで煉瓦建築が進められたのだ。 でも明治の銀座の写真をみるとどう見ても日本風の街並みである。 だが、ベースは木造ではなく煉瓦だったのだ。 街区が整えられ日本初の歩道が整備され、街路樹が植わりガス灯のある銀座の通りが整えられ今に至っているのだ。 そんな歴史を紐解けるような建物は今は少ないが歴史のある建物はわずかに残っている。 それらを巡る「銀ブラ」もよいものではないだろうか。
JO