12月のマルタ庭
マルタの奥のスタジオから見える3本の柿の木には、現在、柿が11個、残っています。それも、全て鳥が突っついた食べかけの柿が11個です。
今年は豊作だったので、スタッフは約1ヶ月ほど前から昼休みに食べたいぶんだけをもいできて、美味しくいただきました。今年の柿は、例年より大きめで甘みも強かったです。
そして、柿の木の横にはキンカンが少しずつ色づき始めました。柿同様、今年のキンカンは、いつもよりひと回り大きめです。まだ完熟はしていませんが、先週末、日当たりが良い上の方の黄色くなっているキンカンをひとつ取ってつまみ喰いしてみたところ、とても甘~い(´▽`)
これが濃い黄色になった頃には、もっと甘く美味しくなると思うと楽しみです。
そして、更にその隣の花壇に、今朝、水仙が咲いているのを見つけました。マルタの水仙は、日本水仙の八重咲タイプです。
私の水仙のイメージは、お正月。毎年、お正月になると水仙と千両を花瓶に刺して飾ります。水仙の白・黄色、千両の赤と緑が相成るととても上品で綺麗です。
一般的に水仙の香りは、好き嫌いがあるようですが、私は好きな香りです。
水仙は「水辺に育ち、仙人のように寿命が長く、清らか」という意味で、その名前がついたと聞いたことがあります。まだ、数輪しか咲いていないので、もうちょっと咲き出したら、花を摘んでマルタの万両と一緒にテーブルに飾りたいと思います。残念ながら柿やキンカンなど口に入るものは利用者の皆様にお裾分けすることが出来ませんが、水仙の清らかな香りは楽しんでいただけるといいなと思います。
尾出