冬の夜長

寒さが少し和らいだような気がする今日この頃だが、冬が終わったわけではなく、相変わらず夜は長く寒い日が続く。 ついつい身体が縮こまって動きたくないという気持ちになることはないですか? そんな時こそ「読書」が有効である。 年齢を重ねて筋肉や関節が固まってくると、行動パターンも人間関係も定まってくる。 身体と同様、思考も放っておけば硬くなるもの。 それを防いで柔軟に保つには、やはり脳のストレッチが欠かせない。 脳に刺激を与えて可動域を広げるという意味では、本ほど確実で効率的なツールはないと思う。 今の時代、その気になればネットで何でも、いくらでも調べられる。 しかし、わかった気にはなれども、聞かれると答えられないし、すぐに忘れてしまう。 というひとは少なくないと思うし、誰でも一度は心当たりがあると思う。 読むほどに世界が楽しみに溢れ「面白い!」と捉えられるようになる感覚を再発見するのも良いのでは、と感じる今日この頃である。

JO