そうしちょう(相思鳥)

最近、小さくてとてもきれいな小鳥を知った。 このチャイナドレスを着ているような野鳥は、ソウシチョウという。 スズメくらいの大きさをした中国原産の外来帰化野鳥だ。 美しく可愛らしいこの野鳥は現在、九州から東北地方にかけて見かけられるらしい。 ソウシチョウは美しい姿や鳴き声を楽しむために江戸時代から愛玩用として少数ではあるが飼われていたようだが、1931年神戸市で野生化が報告されている。 これには中国の春節とも関係しているようだ。 華僑が飼育していたソウシチョウを野外に放逐することで徳を積む、という中国の伝統的な春節の儀式がかかわっているようだ。 近年、長野県などでは約5年おきに数千羽といった大群が目撃されている。 ソウシチョウは日本では「特定外来生物」に指定されていて保護の対象になっていない。 けれども、日本国内に大量繁殖して増え続けていることが、なぜか不自然に思われる。 「新型コロナウイルス」に日本中が戦々恐々としている。 春節をきっかけに、いきなり世界同時多発的に新型コロナウイルスが蔓延したことを思うと、野鳥が日本にやってきた関連性が気になるのは自分だけだろうか。

JO