クーリエ:最高機密の運び屋
還暦まで1年を切り、目がしょぼしょぼで今では大好きな小説を読めなくなってしまいました。そこでここ数年は映画やテレビドラマを見ることで空想の世界をインナートリップしています。昨日クーリエという映画を見てきました。イギリスのごく一般的なセールスマンがスパイになって当時のソ連から情報を持ってくるという話です。ここまで聞くとフィクションと思われてしまいそうですが、これが何と実話。ソ連がキューバに核兵器を持ち込もうとしてアメリカと核戦争一歩前まで行ってしまった事件は誰でも知っていると思います。なぜケネディがあそこまで強気に出ることが出来たのか。それはこの映画の主人公がもたらした情報のおかげなんだそうです。この映画のすごい所はそのスパイ戦を描くだけでなく、ソ連側の情報提供者との友情を同時に描いているところです。これが実話。歴史って面白いですねー。歴史って表裏一帯。我々庶民は表しか知りませんが、現在進行形で裏の歴史も進んでいるんですね。皆さん是非見て下さい。おっも白いですよー。田代