プラス思考
今年の秋はいきなり来た感が強い。 しかしながらもう冬の到来なのだが、今年の秋は何の秋だったか、と言えば小生には芸術の秋であった。 と言うのは毎年この時期には色々な美術界のイベントがあるので申し込むのだがなかなか当たらないのが普通なのだ。 だが今年は3回ものイベントに当選して行ってきたのだ。 それぞれが限定20~30名のイベントなので確率は高いと思われる。 今年はすごく「運」が付いている気がする。 そのイベントの中で学芸員によって案内された絵画の中に秘められたメッセージは様々で新しい解釈のものも有り、絵画を見る時の感動を得る事が出来たのは楽しいものであった。 そのような体験の中から特に感じた気持ちが有る。 それは「プラス思考」という表現なのだ。 「プラス思考」とは何なのかというと、日々の生活のなかで良いことも悪いことも延々と続く世の中の一部分だと考えれば少しは世の中を見る目が違ってくるのが分かる。 自分の一歩先に起こることがプラスなのかマイナスなのかは誰にも分からないものだ。 どんな事が起こってもそれを自分の人生において必要な経験であり、それが「生きる」ことなのだと理解することが大事なのではないだろうか。 ようするにそれは自分の人生に必要だから起こった大切な経験だと思えることが「プラス思考」と考える。 でもそんな簡単には「プラス思考」にはなれないのが人間なのだ。 自分は「運」がよく当選することも考えると意味深く感じるのは考えすぎだろうか。 過去、未来への行いがその中には有るのではないだろうか。
JO